パイナップルを水耕栽培する。それも沖縄名物スナックパインだ!前編
母が沖縄旅行のお見上げでスナックパインを持ち帰ってきた
パイナップルの凸部分一つ一つを手でちぎって、まるでスナック菓子の様に食べられるからそんな名前なのかもしれない。
個人的には芯までかじって食べられるので完熟ピーチパインに匹敵する程の大好物。
ペットボトルを加工して水に付けておく。水位はちょうど葉をむしった部分が水に浸かるくらい。
ちなみに、これは普通の水道水。毎日水を変えないと水が腐ってクラウンも駄目になるので要注意。
4,5日すると根が生えてきます。
ちょっとしたオシャレな置物の様で飾ってみたら、奥さんに早くどけてくれと怒られる始末。
2週間するとこんな感じ
気温10度を下回ると枯れる
ここまでは、大体誰でもできるが、いざ外に植えたりすると秋にたちまち枯れ始める。これはパイナップルは温暖な地域の植物だから。沖縄ですらビニールハウスで育てる農家が居るくらい。
室内となると、直径30㎝ぐらいの鉢でも、土の量が足りず根張り不足、栄養不足になりがちで、栄養のアンプルを少量ずつそして頻繁にやったりと世話がかかる。
パイナップルも水耕で育ててみよう
水耕栽培であれば液肥の濃度や給水方法は自由が利くので、その点ではうってつけ。
しかし、パイナップルを水耕で育てている人は殆ど見かけない。色々調べても参考になるものが全くない。そういうときも、まぁ、適当に始めてみる。
まずは、日光をしっかり遮蔽できる適度な大きさのコンテナボックスを用意し、穴をあける。
左の穴は給水用。右の穴は大きく開けすぎたので適当なパーツで隙間を埋めてある。茎を支える部分は、電気工事用の部材2K54(未来工業)が丁度よかったので採用。
内径が54㎜ということで、案外大きすぎるような気もするが、パイナップルはものすごく大きくなるので、そこまで見越すとこれぐらいでちょうど良いと思う。
スポンジで茎を包み、そのまま装着。
液肥を配合する
大塚ハウスの濃縮液を希釈する。20Lの水をうちでは井戸水を使い1号液、2号液をそれぞれ100cc加える。
20Lを測るのがめんどいので20Lタンクでおおよそ満タンで計量。前回の書籍紹介の中には水道水を半日~1日放置した水を使用すると書いてあるが、うちでは井戸水をそのまま使っている。井戸水を使用している場所によっては成分が合わないとの報告があるが、今のところ成長に違いはない。
20Lのタンクはかなり使い倒している。
計量カップできっちり100cc
後は、液肥を入れて、一年中暖かい場所で育成させるだけ!
とりあえず、前編はここまで。後編へ続く