パイナップルを水耕栽培する。それも沖縄名物スナックパインだ!後編
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南国育ちの代表格に相応しい好待遇
パイナップルの水耕栽培の装置までは前回でご紹介した通り。
そして設置場所ですが、
なんと!高気密高断熱の新築2階の南側に窓がある部屋!!
冬でもドアを開けておけば1階から暖気が昇り、常に10度以上の気温を保ち、冬の朝でも枯れることなくぐんぐん育っていく。
というより、冬の方が日差しが入り込み成長が良い気もする・・・。
想像よりも遥かに時間のかかるパイナップル栽培
気軽に始めたのはいいが、とあるサイトで調べていて愕然としたことがある。
それは、結実するまで ”several years” つまり、数年かかるということ。
じつは、パイナップルの水耕栽培を始めてかれこれ4年経ってたり。
と言うことで、あんまり撮りためていない写真を張って行くのでご覧ください。
某前後番組ではありませんが、
時 間 が 一気 に 加 速 す る !!
1か月くらいすると根がだいぶ伸びてくる
だいぶ伸びました、パイナップル独特のギザギザした根っこ。
白いのは元気な証拠。
水耕を始めてから1年ぐらい
馬鹿みたいにでかくなる。アルミホイルは給水口から日光が入り藻が発生しないための遮蔽シート。
見ればわかるが、この葉っぱ、トゲトゲ。基本的に給水しかすることがないという超楽ちん植物だが、この触れるもの全てを傷つけるやんちゃ具合に手が焼ける。
給水もぶっちゃけ適当~。2,3ヶ月ぐらいしてタンクの中を覗いて少なくなってきたら補給するって感じ。
2年目くらい
まだまだでかくなる。奥に見えるのは2号君。下に見えるのはピーチパイナップルの3か月目くらいのちっこいやつ。
そもそも、これで一部屋を占拠してるってどうなんでしょうねぇ。
子供が大きくなってきたら、ゆくゆくは破棄せざるを得ないのか、どこかへ移すにも考え物。
3年目に異変発生っ!
真ん中から黄色く変色!あ、枯れちゃったかと思いきや、これ結実する前兆。最初見たときは花が咲いた!と喜んでたが、花ではなかった。
それから半年くらいで
真ん中からニョキニョキ!
パイナップルが伸びてきます。
パイナップルの花は側面の凸部分一つ一つに紫の小さな花が咲く。
ここで一つ注意点!
結実して実が大きくなってくると重心が上がる、
液肥の補給をサボったりするとさらに重心が上がる、
結果、引っくり返って部屋が水浸しに!
そうならない為に、結実してからは、果実に紐を結んで上から吊るして補強しておく!
あとは、そのまましばらく放置して、近寄ってパイナップルのいい匂いがして来たら収穫の頃合い。
収穫したパイナップルのクラウンを再び栽培して無限ループです!