誰にでも簡単にできる防犯対策!Planexの『カメラ一発!』でネットワーク構築してみた。
泥棒って本当にどこにでも居るんですね
おいちゃん、電気工事の仕事をしてるんやけど、朝、家の隣にある会社の倉庫行ったら、なんかスッキリしてて不思議に思ったんやね。
倉庫の電線がすごくスッキリしてる。さっぱりさっぱり~って感じ!
社員さんが、大量に材料を持ってたんかな~?ぐらいに思ってた。
で、みんなに確認してみると、どうやら何者かが大量に電線を持ち出していることが発覚!
とりあえず、状況を警察に電話したら
「現場維持のため、それ以上触らず待っててください!」と言われ、
黒いシートと静電気を発生させる機械で足跡取ったり、写真をいっぱい取ったり、刑事さんが聴取にきて、ドラマそのままな状況が、目の前で展開されて、
あぁ、やっぱり泥棒なんや!って実感したわけ。
防犯カメラは金持ちの象徴?
先日、7Daysニュースキャスターで超豪華な歯医者で有名なコメット歯科が取り上げられてた。防犯カメラが50台以上、007に出てくるようなレーザーによる侵入者検知装置の数々。
こんな高い装置、庶民のおいちゃんには無理やなぁとか、防犯カメラは専用の信号線を配線しなあかんし面倒とか思ってません?
IoTって言われるこのご時世、カメラだけなら案外安く設置できるって知ってた?
調べてみると、Planexの『カメラ一発!』シリーズ、これ汎用性が高そうだったので使ってみた。
エントリーは無線LANのみ対応の1万円ぐらいから。
基本は、電源を確保するだけ
有線/無線LANで家庭内のLANに乗せることで、専用の信号線の配線は不要になり、素人さんでもDIYでお手軽設置できる。
ネットワークカメラの特徴は以下の通り
- LANケーブルの取り回しが不要(100V電源は必要)
- ルーターを交換する時、一度リセットして設定を書き換える必要がある
- 無線の帯域を消費するので、ヘビーな無線環境だと混雑する
有線LAN
- LANケーブルの取り回しが必要(最寄りのHUBから配線)
- ルーターを変えてもそのまま使える
- 無線の帯域を消費しないので、無線はスマホやノーパソに空けれる
- 一部上位機器では、PoE(LANケーブルで電源供給)できるので、100V電源は不要
軒下だと、これで十分。
今回買ったのは有線タイプのモデル、ちょっとお高く2万くらい。
倉庫に眠ってた液晶ディスプレイを引っ張り出してきて壁に取り付けたらこんな感じ。
サイドボードの下に、ノートパソコンを潜ませて専用アプリでそれっぽい画面を再生させている。
使ってみて気づいた、良い点、悪い点
良い点
- カメラの個数を自分で好きなだけ増やしていける
- SDカードを各カメラに内蔵して画質にもよるが、実用画質で1週間程度の保存ができるので、HDDなどが不要になり安価
- 画素数が多いので思っていたより断然きれい、暗視モードもきれい
- 一か所は、離れたところの弟の家に取り付けさせてもらっているが、インターネット経由でも安定して監視ができている
- 出先で、スマホのアプリからでもモニターできるので便利
悪い点
- データを圧縮して転送しているのでどうしても1~2秒のタイムラグが発生している
- SDカードが各カメラに内蔵なので、泥棒が意図して抜き取ったら証拠がなくなってしまう。対策はPC側にHDDを増設して録画すればOK
- 海外ブランドの安いSDカードだと1年くらいで壊れる。東芝製が安くて丈夫でお勧め
- 一世代前の画素数100万のシリーズでは、HUBから20m以上の有線LAN接続するとセッションがすごく不安定になるので、直前でHUBを設ける必要があった。今のシリーズでは改善されている。
次回は、500m離れた場所へ無線LANでネットワークを作り『カメラ一発!』を取り付けた話