間欠ドライミストを導入してみた【水耕栽培】

 

お盆にもなったことですし、水耕器をちょこっと弄ってみた。

 

今更ですが、水耕栽培の酷暑対策をやってみる。

 

 

水道の水圧で簡単にできるドライミスト 

 

駅前とか、お店の店先とかでたまに見かけませんか?ドライミスト

 

ミストの中に入ると、気化熱でちょこっとだけ涼しくなったような気がする。

 

 色々調べていたら、水道水の水圧でも十分にドライミストを発生させられることがわかった。

 

 

さっそく取り寄せてみた。

 

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でも、これ蛇口が開いている間ずっとドライミストが出続けるわけだよね?

 

朝夜にいちいち開け閉めするの、めんどくさい。夜中もミストが出てるとビチャビチャになっちゃう。

 

そこで、ちょっと考えた。

 

 

熱交換器とドライミストを連動させる

 

現在の、熱交換器の仕組み

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熱交換器の水量はそんなに多く必要としないので、蛇口で減圧させて水量を絞っている。

 

 

改造後の熱交換器のシステム

 

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減圧バルブを熱交換器の直前に持ってきて、サーモ連動バルブの間を分岐してドライミストに送り込む。

 

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改造後の連動システム。

 

 

 

ケチったことによる失敗

 

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循環式水耕栽培は特に水のトラブルが多い。三分岐をケチって、2液接着剤で行けると思ったら、水圧で夜中破裂していた。

 

朝起きたら水浸しでビビった。

 

 

セッティングが重要

 

 このシステム、実は2つの調整で性能がだいぶ変わってくる。

 

1.サーモスタットの温度の調整
  • 設定温度が低すぎると、井戸水とは言え大量に水を消費する。
  • 逆に設定温度を高くすると、水温も高くなるし、ミストの時間も短くなる。

 

2.減圧バルブの開閉調整
  •  バルブを絞れば、少ない井戸水で効率よく熱交換することが出来る。
  • 絞りすぎると、水耕器の日中の加熱の方が強くて温度が上がりすぎる。
  • バルブが開き過ぎると短時間で熱交換できるが、井戸水を大量に消費する上に、ミストの連動時間も少なくなる。

 

 

ドライミスト連動完成

 

写真ではあまり良くわからないけど、ドライミストが出ている。 

 

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しばらく使ってみて、効果がありそうなら本採用。

 

花の付きや、結実、ランナーの伸びや、根腐れ、虫の被害などいろいろと考えられる要素があるので、しばらくは要観察。

 

ゆくゆくは、室外機にも噴霧して冷却効果を検証したりしてみたい。